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そういう時期だから

まことしやかに囁いてよアレを

You say why and I say I don't know. 


◯みみず
結構久々にみみずを見た。
信号待ちをしていて、ふと視線を落とすと、歩道と植え込みの境目に彼がいた。
自身の肩幅ほどの道をかきわけ、ぬるぬると土の中に潜っていくところだった。

瞬間、自分でも驚くほど心が動いたのでびっくりした。
そういう時、10センチほど、がこんと音を立ててズレる感じがある。



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◯剰余の宇宙

「なんでできないの?」ということばの暴力性を思う。

もしかして、「2倍できる人」から見て、「2分の1しかできない人」は、
「4倍できない」ように見えるのではないだろうか・・・???!?!とかいう恐ろしい推論
2倍できる人の視界は、広く、クリアなのだろう。
2分の1しかできない人の視界は狭く、雑多な情報に濁っている。
なかなか。地道に視野を広げてゆくしか道はない。


「なんでできないの?」という問に対して真っ当に答えるとすれば、
「それは◯◯だから。△△することによって◯◯を解決すればできるようになる」なのだが、
現場ではそういった合理的かつ長期的な解決法に至ることができず、
短絡的に怒りのエネルギーのみを受け取ってしまう。
すると、意味もなく「なぜかできない自分」に苛まれることになってしまう。不健康。


「Aができる」の対義語は、「Aができない」とは限らない。
「Bができる」と考えることもひとつの逃げ道だ。
(あ、これベン図要るやつや)

たとえばびっくりドンキーで、コロコロステーキ食べてる人に、
「おろしそバーグディッシュ美味しいのに、なんで食べないの?」と聞くのは愚問だろう。
「なんでって・・・今、コロコロステーキ食べてるから・・・。」としか言いようがない。
たまたまコロコロステーキを「選んでいる」から、たまたまおろしそバーグディッシュを「選んでいない」にすぎない。
別におろしそバーグディッシュを食べたくないわけではない。

Aが見えていない人には、Bが見えている。
それだけのこと。


たとえば界隈において、「こんな事も知らないの?」という扱いを受けることがある。
その場で無知が露呈した人は恥をかいてしまうが、
前提としての知識が共有できていないのはその人だけの責任ではない。
ある芸術家の属していたグループの名前は知らないが、その芸術家の作品に心から感動し人生を動かされた経験はあるかもしれない。
知識が鑑賞の邪魔をすることは大いにある。知識が全てではない。

Aを手に入れていない代わりに、その時間を使って別のものを手に入れている、そんなのは当たり前のことなのに、
その場においては「Aを手に入れていない」という絶対値で語られてしまうのであった。

もちろん、Aを手に入れることで新しい世界が見えるだろうし、
無知を反省して学ぶことは素晴らしいことだ。

ただ、「見えるべきもの」に視界を乗っ取られて、
自分の見たいもの、自分にしか見えなかったものが、
見えなくなってしまうこともあるのかもしれないなぁ。



知らんけど。


見えないもの、見えなくなったもの、
もとい、自分の認識できないものに関して語ることはできないので、以上。



ちなみに、「なんで、わかってくれないの?!」に関しても同じことが言えるんじゃなかろか。
このことばが使われれば使われるほど、どんどん相互理解が阻害され溝が深まっていく現象は結構おもしろい。


2017041913550000.jpg


実数は、無数の虚数の上に立ち、
「割りきれること」は、無数の「割りきれないこと」の上に立つ。


どうやら、社会で生きていくためには、
バシバシ実数で割りきっていかなければならないらしい。

割りきれないものは、切り捨て、切り上げ、「暗黙」の「便宜上」。
そうしないと、なんせ虚数は無数にあるのだから、
きりがないし、「効率が悪い」。



実像は、無数の虚像の上に立ち、
「言葉」は、無数の「言葉にできないこと」の上に立つ。


その、無数の虚像や、言葉に出来ないことや、虚数のこと、
「割り切れない」余りの、それらのことが、
わたしはいつも気になってしまうのだった・・・
うむ、効率悪き哉。



自分の認識していないことがあるということについて、把握している状態。
I see that I cannot make sense about it.
無知の知。





二項対立に対峙したときは、ちゅういぶかく、
その境目の、剰余の宇宙に目を凝らすべきだ。

そうしないと、正義に、悪に、踊らされるやで。


ざぼーん
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